三国志 7 宮城谷昌光著 文藝春秋
6点/10点満点
劉備が荊州南部をとった後、蜀に入ったあたりまで。
面白いんだけども、面白さの由来は歴史にあって、作者ではない。まぁつまり、三国志の魅力分の面白さしかなく著者がそれに面白さを追加できてない。この小説は正史準拠なので、正史を何回も読んでたり正史準拠の創作物を見聞きしてると、新味性もない。そのあたりが私にとってはつらかった。
宮城谷小説はマイナーだけども歴史そのものが面白い時代にスポットをあてて、史書準拠ですすめていくのが多い。マイナーなだけに小説で描写された時代の歴史を詳しく知らず、読んでて面白い部分が出てくるんだけども、三国志ではそれは無理なんだよな。宮城谷昌光という作家が手がけるには苦しい時代だと思う。


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