前者は民間が運営している博物館。後者は名前のとおり、海上自衛隊が運営している史料館。重要な違いは、前者が入場料500円。後者は無料!
まずは大和ミュージアム。最大の売りは1/10模型の大和だろう。1/10といっても、かなり大きい。私は模型とか興味がなくて、よくできていても、あまり評価しないほうなんだけど、これはよかった。模型でもここまでやれば、売り物になるんだなぁと思えた一品。他にも戦艦陸奥の主砲とか零戦、人間魚雷回天とかがある。人間魚雷 回天にのって戦死した人の遺言が掲載されていたけど、読んでなけた。日本の為に死ねるのは本望みたいな感じだった。で、現在の日本をみると、非常に申し訳ない気分になる。ちなみに第16回企画展「明治の呉と海軍-軍港と市民の暮らし-」もみたけど、400円というのは高すぎる。セットにしたら800円(実質300円)だけども、それでも高いと思えるくらい、大したものがなかった。
で、てつのくじら館。こっちの売りはなんといっても、本物の潜水艦の中に入れること。すごい狭かった。スペースが限られてるのは当たり前だけど、本当に狭い。閉所恐怖症の人は絶対に勤務不可だろうな。士官ベッドも公開されてたけど、三段ベッドでカプセルホテルより狭そうだ。士官であれなら、一介の兵士はもっと悲惨なんだろうか。潜水艦に乗る人を確保するのに大変だそうだけど、そりゃ大変だろうな。
また、掃海の重要性についても、ここで知ることができた。恥ずかしいことに戦後、日本の海は機雷だらけで死者を出しながらも掃海して、航海できるようにしたことは知らなかった。知ってたかもしれないけど、忘れてた。
ちなみに大和ミュージアムでは映画のヤマトのポスターがあったり、宇宙戦艦ヤマトのプラモデルが売ってたりした。確かにヤマトだなぁ、うんうん。
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