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2011年2月 1日 (火)

東京国立博物館 仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護

 正直、テーマ名を聞いたとき、全然期待してなかったけども、思ったよりはよかった。
全部、平山郁夫の作品だったらげんなりだったけど、古物もかなりたくさんあったから。平山郁夫シルクロード博物館ってそこそこの品揃えなんだな。仏像やらなんやら。
 平山氏って画家というよりも活動家って言われるような気がするけども、私個人の評価もそれに近いかな。訪問遺跡数が三桁なのは普通にたいしたもんだ。
 絵のよしあしは正直よくわかんないけども、これだけで1500円だったら、高いにもほどがあると思う。まぁ、古物入れても1500円はやっぱり高いと思うけど。

2011年1月31日 (月)

東京富士美術館 西洋絵画コレクション 武士の美術

 池田大作先生が設立した美術館。出張後、ついにいってきた。めちゃくちゃ遠い。東京駅から八王子まで一時間。その後、待ち時間とかいれてバスで25分くらい。往復で3時間くらいかかる。っていうか、創価大学とか同じ場所にあるんだな。知らなかった。
 で、今回は館蔵品のみだけど、普通に品揃えがよかった。国内でも五本の指に入るくらい? いやまぁ、私が全部の美術館みてまわってるわけじゃないから、なんともいえないけど。
 一枚だけとはいえ、ルーベンスやギルランダイオがおいてある美術館は国内にはそうはない。というか、あるのかな? よくわからない。
 15世紀の作品から順番に20世紀の作品までおいてるけど、やっぱり19世紀以降の作品はうけつけないな。やっぱり退化してるように思えて仕方がない。
 武士の美術のほうは刀あり浮世絵ありでよかった。重要文化財クラスもおいてあったな。

 平常展だから仕方ないだろうけど、客がほとんどいなかったから、美術館員がずっとこっちを監視してくるので参った。まぁ、私以外部屋にいなければ、私を見張るくらいしかやることないよなぁ。

2011年1月16日 (日)

名古屋ボストン美術館 「錦絵の黄金時代 清長、歌麿、写楽」

 1400円もした。高い! けども、それだけのものを展示してあったとは思う。
 幕末から明治にかけて、日本がきっちり浮世絵を確保してれば、金払ってまで見る必要なかったんだよなぁ。でもまぁ、当時は美術館なんて概念がなかったし、仕方ないことか。
 作者からして、美人絵と役者絵がほとんどだったけど、あらためて風景画がいいと思ってしまった。これ、その2なんだけど、その1は広重が入ってたのかな。だとしたら、見逃した。

2011年1月15日 (土)

熱田神宮 宝物館 「人間国宝 ~わざと美の匠たち~」

 日本刀を見に行ったんだけども、特別展になってた。ショック。
 でもまぁ、よかったのもあった。

 磯井正美氏 蒟醤「風の香」 蝶をあしらっていてかなりきれいだった。
 太田 儔氏 蒟醤

 蒟醤はきんまと呼び、漆を塗った面を彫って凹んだ部分に色漆を埋めて模様をつけていく技法。

 それと、人間国宝の方々がうった日本刀が見られたのでよかった。古刀とは違うよさがあるのではないかな、と。

2011年1月14日 (金)

ジェイアール名古屋タカシマヤ 親鸞展

 出張で今、名古屋のホテルにいる。仕事が終わってから、みてみた。
1人800円だけどもタカシマヤカードを持っていれば、400円。400円なら妥当って値段だと思う。
 複製やグラフィックのみというのが多いけども、仕方ないことか。
こういう宗教関係者の特別展をみるとどうしても、比べてしまう。

現代の宗教人と。

 親鸞の教えをこうのはわかるけど、山ほど財産を抱えた坊主や宗教人にどんな教えをこうのだろうか? 金儲けの仕方?
 それならわかる。まずは宗教法人をつくることからはじめよう。

 はたして、親鸞は現在の浄土真宗をみてどう思うのだろうか?

2011年1月 5日 (水)

白川郷 岐阜県 世界文化遺産

 何年も前から行こう行こうと思いつつも、色々あってなかなか行けなかったけど、ようやく行けた。
 ぶっちゃけ、合掌造りは中でみたら、ぱっとしない。近くからみても、それほど風情は感じない。
 しかし、雪景色の中で見ると、

 美しい。まぁ、合掌造りじゃなくても美しいような気はするけど。というわけで、展望台からの眺望がすばらしいところでした。

2011年1月 3日 (月)

 初詣 晴明神社 熱田神宮 伊勢神宮

1/1 晴明神社
 本当に人数増えたなぁ。私が大学生の時は、がらんがらんで本当に安倍晴明ゆかりの神社かよって感じだったのに。今では、すっかり参拝客が増えた。で、商売っけを出して、おまもりの種類が増えてるんだけども、逆にききめがなくなってるんじゃないかと思えて仕方がない。まぁ、おふだとほうよけ、元祖おまもりだけは買うけど。

1/1 熱田神宮
 愛知県にある超有名な神社。初めての初詣だったけども、かなり客がいた。というか、参拝時に並んでるんだな。私は参拝時に並ぶようなメジャーなところには行かないので新鮮だった。そして、新鮮と思っただけで並びたくないのは当然だ。

1/3 伊勢神宮
 帰り道によった。1/3だから、そんなに多くないだろう、という近所の普通の神社のような感覚でいたら、あまりにも人が多すぎて笑った。1時間くらい並んだと思う。しかも、鳥居くぐらないコースのほうだよ。鳥居くぐるコースだと数時間待ちだろうな。なんか、新年早々、「お前は本当に神に祈りたいのか?」っていう踏み絵を踏まされた気分。とりあえず、私はかくはらい(1500円)を購入したんだから、かんべんしてください、という感じだった。ちなみに近鉄 伊勢市駅近くの食い物やで食事をしたけど、まずすぎて笑った。そのわりにめちゃくちゃ高い。あんなの、普通の場所だったらとっくにつぶれてるぞ!

 総括
来年は伊勢神宮に行くにしても、成人の日あたりにしよう。妥協が重要だ。

2010年12月31日 (金)

大和ミュージアム 海上自衛隊呉史料館 / てつのくじら館

 前者は民間が運営している博物館。後者は名前のとおり、海上自衛隊が運営している史料館。重要な違いは、前者が入場料500円。後者は無料!

 まずは大和ミュージアム。最大の売りは1/10模型の大和だろう。1/10といっても、かなり大きい。私は模型とか興味がなくて、よくできていても、あまり評価しないほうなんだけど、これはよかった。模型でもここまでやれば、売り物になるんだなぁと思えた一品。他にも戦艦陸奥の主砲とか零戦、人間魚雷回天とかがある。人間魚雷 回天にのって戦死した人の遺言が掲載されていたけど、読んでなけた。日本の為に死ねるのは本望みたいな感じだった。で、現在の日本をみると、非常に申し訳ない気分になる。ちなみに第16回企画展「明治の呉と海軍-軍港と市民の暮らし-」もみたけど、400円というのは高すぎる。セットにしたら800円(実質300円)だけども、それでも高いと思えるくらい、大したものがなかった。

 で、てつのくじら館。こっちの売りはなんといっても、本物の潜水艦の中に入れること。すごい狭かった。スペースが限られてるのは当たり前だけど、本当に狭い。閉所恐怖症の人は絶対に勤務不可だろうな。士官ベッドも公開されてたけど、三段ベッドでカプセルホテルより狭そうだ。士官であれなら、一介の兵士はもっと悲惨なんだろうか。潜水艦に乗る人を確保するのに大変だそうだけど、そりゃ大変だろうな。
 また、掃海の重要性についても、ここで知ることができた。恥ずかしいことに戦後、日本の海は機雷だらけで死者を出しながらも掃海して、航海できるようにしたことは知らなかった。知ってたかもしれないけど、忘れてた。

 ちなみに大和ミュージアムでは映画のヤマトのポスターがあったり、宇宙戦艦ヤマトのプラモデルが売ってたりした。確かにヤマトだなぁ、うんうん。

2010年12月29日 (水)

広島県立博物館 ポーランドの至宝 -レンブラントと珠玉の王室コレクション-

 たまたま、面白そうな特別展をやっていたので見に行った。
 この特別展に協力していた東京富士美術館館長からのメッセージが最初に掲げられていた。
 読んでみると、ワレサ元大統領ともあったことがあるそうで、この館長はけっこう大物なんだなと思ったら、最後に、池田大作とあった。って、池田大先生ですか!? ネットで調べてみると、東京富士美術館は大先生が設立されたものらしい。学会信者じゃないので知りませんでした。というか、金つかってけっこういいのを集めてるようだ。一度、見に行ってみよう。

 それはそれとして、この特別展だけど、1200円の価値はあったと思う。目玉となっているレンブラントの二作品はさすがにすばらしいし、特に風景画がよかったと思う。ベルナルド・ベロット作。なので珍しくショップでこの絵のクリアーブックを購入した。絵はやはり風景画が一番だ。当時の風俗もわかるし、見ていて一番楽しい。

2010年12月28日 (火)

厳島神社 原爆ドーム

 広島にある世界遺産二つ。何気に世界遺産二つってすごいな。ゆえに、どちらも外人が多かった。まぁ、世界遺産効果かどうかはしらないけど。
 どちらも小学生の頃に行った事があるけども、記憶がうっすらになっていたため、もう一回行ってみた。

 厳島神社は満潮時と干潮時で様相がかなり異なる。子供の頃は満潮時にいったので干潮時にいってみた。正直、満潮時のほうが眺めはきれい。干潮時のメリットは大鳥居に近づける、鳥居近辺から神社の写真がとれるなど。それと、この季節だと6時くらいにライトアップがみられるのでそれも見たけど、なかなか美しかった。

 原爆ドームはそのものはそれほど、おどろおどろしくないんだけど、近くにある平和記念資料館はあいかわらず、インパクトのある展示だった。
 原爆被害者の方々の写真や髪、爪などは本当に悲惨で原爆の恐怖を物語っていた。けっこう人がいたけど、私語が一切なくしずまりかえっていて、他の博物館とかとは様相が全然違う。
 平和記念資料館では原爆の危険性と非核三原則の重要さ、核抑止論の愚かさをアピールしていた。
 しかし、私は他の国々、特に日本に照準を向けている中国などが核をもっている限り、日本も核を保有すべきだと思う。あの写真や展示物を見ても。
 軍備を捨てるのは、人間が進化して別の生物になるまで無理だよ。

 ちなみに下の写真は海側からとったもの。陸側からだと看板の文字が違います。つまり、干潮時にしかとれない写真です。まぁ、船に乗ればとれるか。

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