広重と歩こう東海道五十三次 安村敏信 岩崎均史 小学館
9点/10点
広重の東海道五拾三次旅景色―天保懐宝道中図で辿る 人文社 とかなりかぶるけど、やはりよかった。
江戸名所百景をみたあとだと、やはりこちらのが書き込みが詳細でいいと思う。これらの絵を見てると、ファミコンゲームを思い出したりする。東海道五十三次をめぐるやつ。名前は忘れた。
9点/10点
広重の東海道五拾三次旅景色―天保懐宝道中図で辿る 人文社 とかなりかぶるけど、やはりよかった。
江戸名所百景をみたあとだと、やはりこちらのが書き込みが詳細でいいと思う。これらの絵を見てると、ファミコンゲームを思い出したりする。東海道五十三次をめぐるやつ。名前は忘れた。
9点/10点
菱川師宣、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川国芳、歌川広重…。江戸の文化を創造した57名の絵師たちを年代順に紹介。浮世絵の見方に関するコラムも多数収録。主要浮世絵師276名を網羅した系譜年表付き。
ってのが解説。初心者の私でもわかりやすかった。浮世絵の基礎知識はかなりついたと思う。
漫画が日本でこれだけ発展したのはこういう文化の下地があったからなのかな。
9点/10点
歌川広重が晩年に描いた江戸名所百景が全て掲載されている本。本じたいは見やすくて解説もわかりやすくてよかったんだけども、絵自体が東海道のに比べるといまいちに思える。省略が多すぎて、個人的には好きじゃない。まぁ、私には絵心がないから、芸術的な価値をわかってるかどうかは疑問だけども。
当時の風俗がわかって面白いってのがやっぱり一番だな。
9点/10点
広重の入門書としていいんじゃなかろうか。というか、私もほとんど知らなかったし、勉強になった。
安藤広重で知っていたけど、なぜ歌川広重と最近よばれているのかについてもわかった。
広重の若いころから円熟期、老年期と描いた順番で絵が掲載されている。特によかったと思ったのは
東都名所 高輪之名月
名所江戸百景 深川洲崎十万坪
名所江戸百景 王子装束ゑの木 大晦日の狐火
この三つかな。風景画の他にも若いころ描いてた美人絵とか動物、魚、植物とかいろいろ掲載されてたけど、風景画がやっぱり一番いいという結論にいたった。次は名所江戸百景の本でも買うかな。
10点/10点
太田浮世絵美術館で購入。
すごいよかった! 東海道五拾三次3バージョンの絵を見ることができる。それに、注釈がわかりやすくて勉強にもなる。
当時の風俗もわかるし、すばらしいな。というわけで、安藤広重の本を数冊買ってみた。
これは、2735円だったけど、それだけの価値はあった。
やっぱり、蒲原、日本橋、岡崎が好きだな。
8(内容)1(翻訳)点/10点
久しぶりにかための本を読んだ。面白かった。売り文句になってるように、噂とか関係者の話とかじゃなくて、ソースがびしっとそろってるあたりがすばらしい。
CIAは神のような万能組織に思われがちだけども、実際はそうではなく失敗しまくってるあたりが描写されてる。
日本でなぜそう思われてるかについてはきっぱり理由が書いてあった。日本への工作がCIAがやった工作で一番うまくいったからだと。
そんなわけで読んでみたらいいと思うけども、翻訳がひどい。外人が書いた本を読むのを躊躇するのはこのへんなんだよなー。文章が変すぎて、読むのに疲れた。
9点/10点満点
お金とはまったく無縁だったけれど、千年先のことを想いながら、堂々と仕事をした宮大工西岡常一。いまどきの日本人がすっかり忘れかけた、とびっきり骨太の生き方が、ここにある。
ってのが説明。某知人推薦。
西岡常一氏は、法隆寺、法輪寺、薬師寺の建築にたずさわった宮大工。その西岡さんに著者が取材して聞いたことをまとめた本である。
面白かった。宮大工の世界、学者との対立、技術者としての誇りなどなど。
本の中で一番印象に残ったのは、金にならないと技術の継承ができないのだな、ということ。西岡氏は土地やら何やら手放してて、息子さんは跡をついでないそうだ。これだけの業績をあげてるのに。
ちなみにエピローグでいきなり、日本の滅亡についてふれてる。宮大工の世界から話を飛躍させて。
まぁ、「国家としての理想も現実的な戦術ももたない」ってのは同意せざるをえないなぁ。私はまだ迷走だと思っているけど、この人ははっきりと終焉を迎えつつあると述べている。今を見ていると、そっちに近づいてきたなぁとも思えてきた。さて、どうなるか。
とりあえず、それはおいといて、法隆寺、法輪寺、薬師寺はすでに見たことがあるんだけども、もう一度みてみたい。当時はただ単に再建されたところはありがたみがなく、昔から残されている部分は貴重だと思っているだけの愚か者でした。この本を読んだ今は、もう少しまともな見方ができるだろう。
1章 六代将軍家宣の新政編
2章 八代将軍吉宗の支配編
3章 将軍吉宗VS尾張宗春編
4章 田沼意次VS松平定信編
この本の内容も、ほとんど常識になってるんじゃないのかなぁ。帯に「徳川吉宗は経済に関してバカ殿だった!?」とか煽り文があるけど、これはもう多くの人が指摘してるのでは? つまり、逆説ではない。それに田沼意次の政治が経済的には優れていて、松平定信の寛政の改革はほとんどダメだったってのも大体みんな知ってるんじゃ? 楽しく読んできたけども、後世になると逆説を保つのも苦しくなってきたなぁ。
1章 忠臣蔵、その虚構と真実編
2章 将軍と側用人システム編
3章 大坂・江戸 大商人の世界編
4章 明と日本編
5章 琉球王国と日本編
1章の忠臣蔵は興味がなかったのでどうでもよかったけど、興味ある人にとっては楽しめるかも。
2,4,5章は面白かった。徳川綱吉は名君だってのが著者の主張だけども、その主張に一分の利をみとめた。ただ、もうちょっと具体性が欲しかった。側用人制度をつくったあたりは賢いと思うんだけど、綱吉の理想を民が望んでいたのか日本の未来に有益だったのかというのは別の話じゃないかと思う。
3章は江戸時代の商人に関する別の本をもう読んでいたので、目新しいところはなかったけど、よく知らない人が読んだら面白いんじゃないかな。
1章 鎖国とキリシタン禁制編
2章 大名改易と浪人対策編
3章 茶の湯の変質編
4章 演劇の変質編
5章 儒学の日本的変容編
6章 古兵と遅れてきた青年編
この中だと、儒学に関する知識が私には一番手薄なところだったので5章が楽しめた。他は、それほど驚きはなかった。大体、常識みたいになってるんじゃないのかなぁ。いや、違うのかな、日本人の平均的な日本史に関する知識ってどれくらいなんだろう。
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