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2009年9月30日 (水)

「ローゼンレジェンド」第12話リリース

 週刊ペースのつもりが月刊ペースに。

 蒼星石もさらに一枚アイコンを追加して表情を追加した。

 「チェックメイト」という数人覚えててくれたら御の字のシナリオで、カイジの兵藤会長を中途半端に出したけども、ようやく完全に出すことができた。

 その他にも、せんとくん、水野蓉子、キラ=ヤマトと出すことができた。このメンツだけ見たら、どんなシナリオだって感じだ。まぁ、自分は楽しんで作れてるだろう。某知人が戦闘監修をやってくれてるおかげだ。とても感謝している。まぁ、プレイヤーが面白いかどうかは別問題なのが悲しいことだけど。

 このシナリオ、完結を目標にしてたんだけども、6話からは戦闘をうりにするようにした。最近のSRCシナリオは、戦闘難易度が低すぎて、高難易度が好きなプレイヤーの受け皿となるシナリオが数少ないと思ったからだ。
 商業ゲームは特にそうだけど、難易度を上げすぎるとプレイヤーの数が減るから、それをどうしても避けたくなる。
 なので難易度を下げる。で、このシナリオは逆手にとって、難易度を上げる。すると、差別化がはかれる。まぁ、プレイヤー数を増やすのは無理だから、いい戦略かどうかは疑問だけども。
 一応、自分なりに、ただ難易度が高いだけではなく、一話ごとに徹底した差別化をしてバラエティに富むようにしているけども、うまくいってるかどうかはプレイヤーが判断することだろう。

 とりあえず、残り一つだ。

2009年9月23日 (水)

蒼星石表情対応化プロジェクト

 昨日はとある事情で寝られなくて、頭がまわらない状態だった。そんな中、脳が電波を受信した。蒼星石の表情アイコンを作成して、「ローゼンレジェンド」で表情対応しろ、と。かくして、私は表情アイコンを作成した。

蒼星石
「お父様に会うためなら、どんな事でもしよう」

蒼星石
「人の魂を何だと思っているんだ。僕は貴様らを許さない!」

蒼星石
「僕はジャンクになるくらいなら……消滅を選ぶ」

蒼星石
「なぜだろう。どうしても、涙が止まらないんだ」

蒼星石
「ありがとう、うれしいよ」

 ぼつにしたアイコンが一枚あって、自動筆記状態で10時間くらい費やしたというのに、出来がかなりしょぼい。自作シナリオでも使うかどうか迷っている有様。アイコンの神様よ、力を貸して下さい。

2009年9月20日 (日)

西園寺世界haあきらめない

 しつこくアイコンを描いてみた。しかし、下手くそとは悲しいもので労力の割には報われない。Dランクだけども、まぁ、自分のシナリオに使う分にはいいんじゃなかろうか。
 アイコンを使って試運転をしてみた。

西園寺世界
「逝けっ、言葉! 忌まわしき記憶と共にっ!!」
「あなたさえいなければ、私が彼女なのよ!」

西園寺世界
「二人を幸せにするくらいなら、ハイペロン爆弾で粉々にしてやるッ」
「絶対に許さないからッ!
二人だけが幸せになるなんて、ありえないからッ」

西園寺世界
「落としなさい、コロニーを。二人の頭上へ」
「私は誠のためなら、地球を滅ぼしてもかまわないの」

 それなりに、さまになってるだろうか。

2009年9月19日 (土)

スクールデイズ School Days 西園寺世界

 シナリオで出そうと思ってアイコンを描いてみた。


 うまい下手の以前に西園寺世界に見えるだろうか? パックに投稿されているアイコンのがいいかもしれない。
 けども、言葉には狂気顔があるけど、世界には狂気顔がない。だから、自作せざるをえなかった。
 というわけで、つくってみた。


 狂気っていうか、多分、これが出てきたら笑えるというか、失笑できるだろうな。ギャグシナリオに使える。
 というわけで改良。


 さらに笑えるような気がする。ハッハッハ!
 というわけで改良。


 いまいちだな。
 というわけで改良。


 一番マシかもしれない。けど、微妙だ。


 笑えるのはビール飲んでるせいだな、きっと。

 疲れたので、M.MMは西園寺世界のアイコンについて考えるのをやめた。

 もし、誰か気が向いたら、西園寺世界の狂気アイコンがどこかにあれば教えて下さい。

2009年9月 5日 (土)

SRCシナリオ「キズナ・アンサンブル」リリース

 といっても、私が全て作ってるわけではなく、全8話予定のオリジナルロボットのリレーシナリオです。
 私は4話を制作しています。
 他の人が管理するリレーシナリオに参加したのって何年ぶりだろう、もう忘れてしまったな。

 4話では、味方が少ないと思ったから味方を増やしてみました。少なくとも味方が4~5ユニットはいないと、戦闘の面白さを追求するのは難しいと思ったので。システムごといじってしまえばいいかもしれないけど、それはルール上禁止だったから。まぁ、個人的な見解なので、この考えが正しいかどうかはわかりませんが。
 ただ、このシナリオのストーリータイプだと、3話終了時点で4~5ユニットは難しいと思いました。背景が戦争で軍隊を舞台にしてたら、5ユニットくらいは楽だったろうけども。
 このシナリオはユニット数が少なく戦闘が単調になりやすいかわりに、登場キャラが絞られてるので、登場キャラ一人あたりの描写は濃密になっています。長所と短所は背中合わせかな。
 4話に登場させる新たなキャラでは、今まで描写したことのないようなキャラをつくってみたくて、ツンデレにしようかと思ったんだけど、うまくいかなくて別の性格になった。難しいものだなぁ。

 気が向いたら、プレイしてみて下さい。

2009年4月 8日 (水)

【Ararat戦記】

SRCシナリオ「Ararat」
 三国志のようなシナリオと聞いて、プレイしようと思いつつ、先送りにしていたけど、ついにプレイしてみた。
 面白い、よくできてる。私も昔、こういうのを作りたいと思いつつ、プログラミング技術がおいつかなくて速攻で挫折して、ソードエムブレム制作となった。
 以下に簡単な戦記ものにまとめたプレイ日記をのせる。なお、登場人物の性格、セリフは原作と異なっております。ネタばれをふせぐためでもありますが、本編と同じと思わないよう誤解しないで下さい。

タラチェト王国のルーチェ=タラチェトでプレイする。
そこに滅亡したフランク公国公女マーリィ=サムスヴァリアが亡命してきた。そのマーリィが献言する。

364年1月

マーリィ「混迷きわまるこの地方を救えるのはルーチェ様だけです。統一の義戦を起こしてはいかがでしょうか」
ルーチェ「わかった。民を救うためにも挙兵する」
マーリィ「まずは、内政を行い、民を裕福にしましょう。私も手伝います(政治力96の商業スキル持ち)」
ルーチェ(隣国の兵力を探る)
ルーチェ「まずは南方のルーシュンを攻め取る」
ルーチェ「徴兵、徴兵、後は訓練で100まで上げろ」
ガズメイル将軍「かしこまりました、陛下」
マーリィ「えっ!? それでは民が暴動を起こします。(徴兵すると治安が低下する)それに民を富ませるのが先決では」
ルーチェ(暴動を起こされたら困るな。生かさず殺さずだ)
ルーチェ「誰か、治安を65まで上げておくように」
ルーチェ「マーリィ、戦いに勝つのが先決だからね」
マーリィ「はぁ……」

364年3月

ルーチェ「ここルーシュンはタラチェト王国固有の領土である。よって宣戦布告する!」
チャン「ルーシュンは我がナンシン王朝のものぞ!」
ルーチェ「そのようなたわ言、我が力によってかき消してくれるわ!」

13400くらいで侵攻。相手は10000くらい。軽く勝利。

ルーチェ「ルーシュンは我が領土なり!」

武将は登用。できなければ、全て解放。

ルーチェ「解放王ルーチェと呼べ!」

364年5月
金が入る季節。金だ金だ。しかし、200くらいしか入ってこなかった。ちなみに13400で攻めようと思ったら、金が670いる。

ルーチェ「なにこれ……?」
マーリィ「内政をなさらないからです……」
ルーチェ「近隣で金を持っているのはどこだ、将軍」
ガズメイル将軍「ルーアンは4000ほど持っています」
ルーチェ「ルーアンは我がタラチェト固有の領土だ」
マーリィ「ルーチェ様……」
ルーチェ「兵を養うためにも配下の信頼を買うためにも金がいるんだ! ルーシュンは放棄する。全軍、タラチェトへ帰還! ルーアンへ!」

13500対15000。13500を動員するのに必要な金675は最後の金だった。つまり、負けると後がない。敵がやや多勢なるも撃破。

ルーチェ「ロッシュ殿の才覚が惜しい。我が統治を受け入れ、この地の太守となられては」
ロッシュ「小僧を王になど、片腹痛い!」
ルーチェ(ぶち殺してやろうか! いや、だめだ、今の僕は信望を勝ち得なければならない)
ルーチェ「わかった。ならば、解放する」

ルーチェ「将軍、ロッシュ殿は事故だ。わかるな」
ガズメイル「はっ、かしこまりました」

ルーアン自治区を治めていたロッシュ=レガートは河の上で船が横転し、水死した。

364年6月
 本軍をタラチェトへ帰還。ルーアンは守備隊だけおいておく。現在、タラチェト王国は4地域を確保。地方一の大国へ。しかし、張子の虎。僕が支配するタラチェト、カイトはこの地方で一番貧しいともっぱらの評判だ。農業、商業共に二桁なのはこの二地域だけ! 大体、他国の1/3から1/5の国力しかない。

農民「うう、食べる麦にも困るだよ」
ルーチェ「麦がなければ、アワかヒエでも食べろ」

マーリィ「やはり、内政をしないと……」
ルーチェ「敵が豊かにした土地を奪ったら、いいんだよ。内政は敵に任せて収穫は僕のものだ」

 マーリィの部下フィアナがタラチェトを頼ってくる。かなり強い!

ルーチェ「タラチェトは君を歓迎する! 将軍として働いてもらいたい」
フィアナ「私がいきなり将軍などとよろしいのでしょうか?」
ルーチェ「もちろんだ。優秀な者は将軍へ。へぼ武将は奥地へ。これが鉄則だ!」

364年7月
 3000しか残してないルーアンへ、ついに敵が攻めてきた。アタッカ公国だ!

十河重胤「アタッカの十河重胤なり! ルーアンはもらった!」
ガズメイル将軍「若いな、ひきつけてから、先制攻撃をしかける」

7月、8月と二回攻めてくるも、ガズメイル将軍が守りきった。
というか、全体的に敵国があちこちで戦争をはじめた。ここから動き出すわけだな。

364年8月
 ミリディア王国がワームド帝国に降伏。これでいきなり、隣接国が弱小国から強国へ

ルーチェ「どうなってるんだ!?」
イライアス将軍「ルーシュンが帝国軍に襲われました。太守は落ち延びてきました」
ルーチェ「バカ野郎、最後まで戦え! 死守命令は出してなかったのか!」
イライアス将軍「さすがに兵0で12000は防げません」
ルーチェ「チッ、無能が」

364年9月

ルーチェ「ルーアンの金で徴兵だ、徴兵!!」
イライアス将軍「暴動が発生しました!」
ルーチェ「なんだと!? 治安は維持していたはずだ!!」
イライアス将軍「ルーアンは攻め込まれて治安が悪化していたようです」
ルーチェ「くそっ、鎮圧しろ! 焼け野原になってもかまわん! 反逆者の首を城門にさらせ! 見せしめにしろ!」

364年10月
 ひたすら、徴兵、治安、訓練。
マーリィ「あの、内政は……?」
ルーチェ「僕の辞書に内政という文字はない」

364年11月
 アタッカ公国が滅亡。ルーアン攻めで兵力を消耗したのが原因。

ルーチェ「ざまぁみろ!」

364年12月
 アタッカ公国の十河重胤と十河リンが亡命してくる。

ガズメイル将軍「二回も攻め込んでおいて、よく来られたものだ」
十河重胤「なにとぞ、陛下のご寛恕をたまわりたく……」
ルーチェ「さて、どうしようかな」姉弟をなめまわすような視線で
十河リン「残り兵力4000と……私を献上いたします。どうか!」
十河重胤「姉上……!?」
ルーチェ(帝国と戦うためにも兵力が必要。それにこの女……)
ルーチェ(とてつもない上物。そそられる)
ルーチェ「わかった。タラチェトはそなたらを保護しよう」
十河重胤「……ありがたき幸せ」

365年1月
 兵力がそろって、ついに反攻へ。ここで兵力の減少を食い止めつつ、勝っていける戦術を思いついた。
 イライアスとフィアナの両騎兵に兵8000ずつ供与。敵主戦力にいきなり車懸で攻撃して戦力を激減させる。部隊ユニット戦は先手必勝。後ろでルーチェらは鼓舞だけ使う。マーリィ、十河リン、ロクサーヌはイライアスとフィアナの兵が傷ついたら募兵で回復。なるべく敵城に入って兵力を回復させる。これでノーダメージで勝利し続けられる。それだけをえんえんやってたら、ほとんど無傷のまま勝利勝利勝利。

365年6月
 タラチェト王国は軍を東進させ、地方南部を全て制圧。この時点で現有兵力約25000。敵は一国あたりの兵力が1万~2万くらい。この地方は毎月どこかで戦争が行われて、もうぼろぼろ。働き手となる男性はほとんど兵士として駆り出されて、戦場で散っているのだ。しかし、支配階級はのんきなことをのたまっている。

ルーチェ「僕のために戦って死ねることを光栄と思うがいい!」

マーリィ「故郷へ帰ってくることができました! 全て、ルーチェ様のおかげです」
ルーチェ「君の力があったからだよ。金5000もくれたし、ときたま内政してくれるし、それに募兵は最強だから。まぁ、戦術を思いついた僕が最高なんだけどね!」

365年11月
 後は北上するだけだった。敵同士で潰しあい、各地域には兵が3000ほどしかおらず、16000の兵を集中運用するタラチェト王国の敵ではなかった。タラチェト軍は北上し、約二年の月日を経て、地方統一を成し遂げた。この戦争を後世の人々は「二年戦争」と呼んだという。

ルーチェ「これから、半年の期間は徴兵と治安と訓練を行い、軍を充実させる。その後、他地域へ侵攻する。この大陸は全て僕のものだ!!」

 玉座に座るルーチェの左にはマーリィ、右には十河リンの姿があった。王妃の座を争って、暗闘がはじまっていた。それも座興の一つと考える冷徹な王ルーチェ。彼の掌にこの大陸がおさまろうとしていた。

「Ararat戦記」完

 ちなみにこれが初プレイだった。もう一回やったら、1年3ヶ月~6ヶ月でクリアできるかも。シナリオでのルーチェは立派な青年ですので、勘違いしないで下さい。
 徴兵、治安、訓練、報酬、戦争、任命、移動、輸送以外のコマンドは本当に使ってないような気がする。面白いシナリオだった。

2009年1月10日 (土)

SRCシナリオ感想 第五回SRC学園シナリオコンペ 7thday パン氏製作

 ある人から推薦されて、「第五回SRC学園シナリオコンペ」に収録されている「7thday」をプレイした。
 面白かった。かなり、秀逸だった。むりやり、難点を述べるとしたら、SRC学園のキャラでやる必要性を感じないところかな。オリジナルキャラでやった方がよかったかも。

 ネタばれは避けたいので、これ以上深くはふれませんが、とにかく面白かった、それだけ述べておきます。

 上記シナリオとは関係ありませんが、宣伝です。

 SRC公式ページのシナリオ雑談掲示板に『レビューして欲しい作品』を募集するツリーがたち、レビュアーとして私も参加しました。といっても、レビューというよりは感想しか書けませんが。
 レビューして欲しいシナリオがありましたら、立候補していただけたらと思います。あの掲示板を見ている人がどれだけいるかわからないので、宣伝しておきました。

2008年4月28日 (月)

第10回シナリオグランプリ

「Onedays」「蒼い血」「カオス序章」「ソードエムブレム」「長門有希対桂言葉」「少女達のラビリンス」の各シナリオに投票していただいてありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。

2008年3月24日 (月)

SRCのシナリオ批評(感想)について

 今日は珍しく記事が二つある。

 小説の書き方に関する本を三冊読んで、創作物の批評が重要だとあらためて認識した。そこで、なんとなくSRCのシナリオ批評(感想)についてまとめてみた。文学批評に関するブログは腐るほどあるだろうけど、こういう記事は多分初めてだろうからそれに意味がある。と思おうよ。まぁそれに、おそらく私しか書けない。SRCに長く関わってきて、なおかつまだ現役でさらにこんな事を書こうとする物好きは、私しかいないだろう。

 以下にまとめてみた。年代は若干、前後してるかもしれません。

(1998年~)
1:SRC公式シナリオ感想掲示板
2:シナリオ作者のHPにある掲示板
(2000年~)
3:発条発生器氏のシナリオ講座
4:発条発生器氏のHPにあげられたシナリオ感想
5:司商会氏のHPにあげられたシナリオ感想
6:公式HPで開催されたシナリオグランプリ
7:2ちゃんねるにSRCスレッド誕生
8:SRC評議会の誕生
(2001年~)
9:フォル氏のHPにあげられたシナリオ感想
10:SRC関係者の各HPに拡散していく感想
11:ウーパー氏主催で開催されたミニシナリオグランプリ
(2002年~現在)
12:GSC主催のシナリオグランプリ
13:GSC主催のシナリオクロスレビュー
14:SRC関係者のブログに拡散していく感想
15:匿名レビューの発達

1:SRC公式シナリオ感想掲示板
(事実)
 ある水準に達したシナリオだけが感想をもらえた。逆に言えば、すべてのシナリオが感想をもらえたわけではなかった。シナリオ感想がHP、ブログへと拡散するに従って、ほとんど感想は書かれなくなった。らきと氏、けるげれん氏が再興を試みたが、それは果たせなかった。現在では「SRCシナリオ雑談掲示板」となっている。
(感想)
 この掲示板にいくつか感想をいただけた時はとてもうれしかったものです。それゆえに、自分が感想をもらった分以上に、他のシナリオの感想を書いたりもしました。

2:シナリオ作者のHPにある掲示板
(事実)
 シナリオによってもらえる感想に多い少ないがある。昔に比べると減っていると思われるが、現在もまだある程度機能している。批評にまで至ってるかどうかは掲示板によって違うだろう。そこまではとても調べられない。
(感想)
 これがなかったら、おそらく製作し続けるのは困難だったでしょう。現在では戦闘をある程度凝ったほうが、感想をもらえやすいかもしれない。

3:発条発生器氏のシナリオ講座
(事実)
 発条発生器氏がHPに掲載したSRCシナリオ制作に関する講座。おそらく、SRC史上最も反響が大きかった。賛否両論二つに割れた。
(感想)
 最初に読んだとき、すごい驚いた。だから、こういうのがあるよって、彷徨える刹那さんに教えたりもした。私は魅惑されたんだけども、意味を全部理解していたかと言われると、そうじゃなかったなぁ。教祖と信徒みたいな感じだった。

4:発条発生器氏のHPにあげられたシナリオ感想
(事実)
 発条発生器氏が日記形式でHPに掲載したシナリオの感想。2002年?くらいに更新されなくなった。
(感想)
 初めてかどうかはわからない(多分違うかも)けど、個人のHPにシナリオの感想が掲載されるようになったきっかけはほぼ間違いなくこれ。批評要素が出てきた感想もおそらくここが初めてじゃないかと思う(けど、私が知らないだけで違うかもしれない)。批判的なSRCシナリオの感想を見たのが初めてだったので、とにかく驚いた。よく、そこまで書けるなぁ、と思った。私はびびりだから、つまらないと思っても、つまらない、とは書けなかった。

5:司商会氏のHPにあげられたシナリオ感想
(事実)
 司商会(当時のHN)氏が日記形式でHPに掲載したシナリオの感想。2004年?くらいに更新されなくなった。
(感想)
 同じく批評的な要素が詰められていて、賛否のバランスに優れていた。後は、発条発生器氏の日記の感想と同じ。

6:公式HPで開催されたシナリオグランプリ
(事実)
 3回行われて、その後、行われなくなった。批評というよりも、感想がまとめてもらえるSRC最大のイベントだった。
(感想)
 当時は、シナリオグランプリに何票か票が入ってたから、それだけで満足してました。まぁ、そんなものだろうと。

7:2ちゃんねるにSRCスレッド誕生
(事実)
 匿名でのシナリオレビューが盛んに行われるようになった。今でも、過去スレッドは見ることが出来る。
(感想)
 自HNで批判的なレビューを書く度胸はなくても、匿名なら書けるという人が続々と押し寄せてきたなぁ、と当時は思った。まぁ、自HNで感想書いてた人もいましたけど。煽り合いがひどくなって、はっきりいってSRCに及ぼしたマイナス効果は甚大だと思ってる。去っていった人が多すぎる。

8:SRC評議会の誕生
(事実)
 司商会氏が主催したシナリオ討議の場。登録されたシナリオの批評を述べることができる。趣旨は、批評を通じたシナリオレベルの向上。登録シナリオがあまり増えず、活発な議論は残念ながら、あまりなされなかった。2002年?くらいに消滅。
(感想)
 当時の私にとってはレベルが高すぎた。正直、ついていけてなかった。今でもついていけないかも。広がりにかけたのは、内輪の集まりとみられてしまったのと、人間関係のもつれが多すぎたからだろうなぁ。

9:フォル氏のHPにあげられたシナリオ感想
(事実)
 フォル氏が日記形式でHPに掲載したシナリオの感想。現在も続いている。
(感想)
 賛否のバランスが発条発生器氏、司商会氏よりも、賛に傾いている。前両者よりも、批評的要素は少なくなり、感想的要素が増えている。と思う。多分。今でも続けているのはすごい。

10:SRC関係者の各HPに拡散していく感想
(事実)
 2001年くらいから広がっていった。ブログの発達と共に、感想を述べる場はブログへと移行していった。
(感想)
 シナリオの感想の総量が増えたとしたら歓迎すべきだけど、その感想をシナリオ作者が見てるとは限らない。シナリオ作者のHPの掲示板やSRC公式シナリオ感想掲示板に閑古鳥が鳴くようになった原因の一つだから、正直微妙だとは思う。

11:ウーパー氏主催で開催されたミニシナリオグランプリ
(事実)
 公式HPでのシナリオグランプリが行われなくなって、ウーパー氏が主催して二回行われた。
(感想)
 艦隊戦リレーシナリオが入選して、参加者の方たちに報告できたので、個人的にはうれしかったです。

12:GSC主催のシナリオグランプリ
(事実)
 第4回~第10回まで行われているシナリオグランプリ。
(感想)
 コメントが貴重なのも当然だけど、入選シナリオの顔ぶれをみることによって、その一年のシナリオの傾向がわかるというのが面白い。

13:GSC主催のシナリオクロスレビュー
(事実)
 第一回から第五回まで行われた。第四回からは佐藤司氏が担当となっている。
(感想)
 第一回から第三回までは、正直、選ばれたシナリオが気の毒だと思った。第四回からはすごい見ごたえがあるレビューになってる。これ、復活したらいいんじゃなかろうか。

14:SRC関係者のブログに拡散していく感想
(事実)
 ブログが発達していくにつれて、HPに書かれていた感想はブログへと移行していった。現在の主流である。HP形式と違うのは、コメントできるので交流しやすさが格段に上がっていること。
(感想)
 これもHPでの感想同様に、シナリオ作者が見ているとは限らないのでもったいないと思う。反響ゼロで挫折していったシナリオ作者は数多いと思うけど、実は反響があったのなら、悲しいことじゃなかろうか。

15:匿名レビューの発達
(感想)
 HPやブログでの批評や感想は、誰が書いているかがわかる。それゆえに、この人はこういうシナリオを好むというのが明らかになっている。従って、オリジナルシナリオは好きじゃなくて版権シナリオが好きな人が、版権シナリオをほめてるのは普通だけど、オリジナルシナリオをほめてたら、そのオリジナルシナリオはかなり面白い可能性が高い。など、レビューの有用性が高まる。しかし、匿名でのレビューは、レビュアーの好み(好き嫌いで左右される事が多い)もわからず、自分のレビューに責任も持っていないので、信憑性は当然低くなる。正直、シナリオ作者はあまり見ないほうが無難だと思う。

(まとめ)
 SRC評議会の頃が一番、SRCの一部で批評などが盛んになった時期だろう。現在に人間関係のごたごたぬきで、SRC評議会があったら、面白くなったんじゃないかと思う。GSC丸投げパックの魔装機神アイコンやSRWシリーズアイコンを見たときもそう思ったけど、天の時を得るのはやはり難しいことだなぁ。
 シナリオ講座(感想編)というのを作りたくなった。すごい低俗なんだけど、どうすれば、自分のシナリオをプレイしてもらえて、感想がもらえるようになるかというシナリオ講座。微妙な内容になりそうだし、やめておいたほうが無難か、悩む今日この頃。

2008年3月 1日 (土)

艦隊戦リレーシナリオ「黄金樹は倒れた~ガイエスブルグ要塞攻防戦」をリリース

 春嵐-Spring Storm-さんが製作してくださいました。リリースから、間があきましたが、それに見合うだけの力作となってますので、ぜひ、プレイしてみてください。次話もまた、春嵐-Spring Storm-さんが製作です。私もまた、製作に携わりたいところです。この艦隊戦リレーシナリオは第1話「メルカルト星域会戦」をリリースしてから、110話目で7年と2ヶ月たちました。ここまで続くとは当初、思ってもみませんでしたが、何とか完結させたいものです。

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